読書好きな方は、ロジカルシンキングができます。
それは、本を読みながらも自分で問題提起をし、
自己解決に向けて考えていくことができるからです。
読書は、ロジカルシンキングを鍛えるうえで格好のツールです。
また、ロジカルシンキングができている人は、何事に対しても疑問を持つため、
すべての情報をうのみにせず、自分にとって必要な情報だけを取捨選択できます。
そのため、自分にとって本当に重要かつ必要である物事の本質が見極められ、
その物事の本質のみに労力を集中させることで、最大の効果を生むことができるのです。
パレートの法則ですね。
それでは、ロジカルシンキングを鍛える方法を、読書以外でご紹介していきたいと思います。
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ロジカルシンキングの話し方
スピーチやセミナー、プレゼンテーションを聞いていると、
ロジカルシンキングができている人なのか、いない人なのかの違いはすぐに分かります。
ロジカルシンキングができていない人は、
「何が言いたいのか全くよく分からない」からです。
本質=要点が分かっていないから、
ただだらだらと状況を述べるだけで、まったく大事なことがリスナーに伝わってこないのです。
しかし、話し方の基本を習得して場数を踏んでいけば、
応用して自分流に変えて独自のスピーチができるようになります。
まずは基本型を押さえることです。
基本型は、
「テーマ」
↓
「結論」
↓
「理由」
↓
「結論」
となります。
大切なのは、相手が知りたい答えである結論・結果を最初に述べることです。
そうすれば、何が言いたいのかまったくわからない…という状態は避けられます。
結論のあとに、「理由は3つあります。まず1つ目の理由は…」と続けていけばよいわけです。
その時に、理由を裏付ける意味で、データ=根拠を示せれば最高です。
そして最後に、
「以上、〇〇についてお話させていただきました」とテーマと結論をもう一度述べます。
これは、話すことだけに限らず、文書などを書く場合にも有効です。
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ロジカルシンキングを鍛える考え方
ロジカルシンキングを鍛える考え方は、要するにと つまりを最大活用することです。
読書していても相手と会話をしていても、常に「要するにこういうことでしょ」「つまりこれが言いたいわけだよね」と自分の頭の中で整理をすることです。
これでかなりロジカルシンキングを鍛えることができますよ。
重要なのは、脳内でやることです。
口に出してやってしまうと、かなり嫌みな奴になりますので、
この点は注意してください。
まとめ
- ロジカルシンキングは、読書で鍛えることができます。
- ロジカルシンキングができる人は、自分に必要な情報だけを取捨選択できます。
- ロジカルシンキングを鍛える話し方は、基本型をきっちり習得して場数を踏んでいくことです。
-
ロジカルシンキングを鍛える考え方は、脳内で「要するに」と「つまり」を活用することです。
ロジカルシンキングには、A4の紙1枚にまとめる方法という優れたツールもありますので、
そちらもまたご紹介したいと思います。
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