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水平思考とは、
「問題解決のために既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法」
つまり、視点を変えていって、
問題解決のために、自由にアイデアを生み出していくという方法だね♪
逆に「垂直思考」というのもあって、
これは決められた視点でもって、問題解決をする思考法だよ。
「水平思考」と「垂直思考」
どちらが良くて、どちらが悪いというわけでなく、
どちらも良い面があるんだね。
「垂直思考」は、
順番に答えを出していく方法だから、説得力があって、正しい答えに行き着く。
「水平思考」は、
順番関係なくて、答えを見つけていく方法だから、
斬新なアイデアが出やすかったりする。
垂直思考は理論的なため、「左脳型」
水平思考は直感的なため、「右脳型」
このような傾向があるみたいだね♪
直感的で右脳型の「水平思考」を使ったゲーム。
それが、「水平思考推理ゲーム」♪
回答者は、ヒントとして質問ができる。
出題者は、YESかNOで質問に答える。(注釈をいれても可)
そのヒントを元に、水平思考で答えにたどり着くっていうゲームだよ♪
他にも、
「シチュエーションパズル」とか、
「水平思考パズル」とか、
「yes/noパズル」とか、
呼び方がいろいろあるみたいだね。
「水平思考推理ゲーム」を解いて、
右脳を鍛えて、直感的なアイデアを出しまくろう!!
出典元:「ラテシン」http://sui-hei.net/ からの投稿作品
掃除をする男の子
とある男の子が掃除をしていた。
掃除していることを褒められた男の子は、
掃除を止めてしまった。
それは、なぜ?
ヒント
男の子というのが重要?
NO
誰が褒めたかは関係がある?
NO
どこを掃除していたかに関係がある?
YES
褒めらた時の言葉に関係がある?
NO
掃除というのは、片付けの事?
NO
男の子は、別のことをするために、
掃除を止めた?
YES
男の子は、掃除機を使っていた?
YES
A,
男の子は、掃除機を使っていた。
褒められたが、掃除機の音で聞こえなかった。
それで、聞き直すために掃除機を止めた。
掃除は掃除でも、
掃除機を使っているということ。
そして、掃除を止めたのも、
やりたくなくて、止めたのではなく、
聞き直すために、
一旦、掃除を止めたということ。
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逆走する運転手
トラックの運転手が一方通行の道路を
スピードを上げて、逆走していった。
それを、警察が見ていたが、追いかけることはしなかった。
それは、なぜ?
ヒント
時間帯は関係ある?
NO
警察の人数が関係ある?
NO
警察は、注意をした?
NO
トラックの運転手は、違反をした?
NO
トラックは関係ある?
NO
A,
トラックの運転手は、トラックに乗らずに、
自分の足で走っていた。
警察は、走っている人を見ただけ。
「水を下さい」
とある男性がレストランへ行き、
「水を下さい」と言った。
しかし、店員は男性に向かって、いきなり怒鳴った。
男性は、その店員に感謝して去っていった。
店員は、なぜ怒鳴った?
ヒント
レストランは関係ある?
NO
男性は人間?
YES
怒鳴った内容は関係ある?
NO
男性は、レストランへ食べにきた?
NO
男性は、喉が乾いていた?
NO
店員は怒っていた?
NO
A,
男性は、しゃっくりが止まらなくて困っていた。
レストランで水を飲んで止めようと思ったが、
察した店員が、男性に向かって怒鳴った。
驚いたおかげで、しゃっくりが止まり、
男性は、店員に感謝して去っていった。
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スカートを履いてきた女性
いつもパンツの女性が、スカートを履いてきた。
それを見た男性は、困った顔をして空を仰いだ。
それは、なぜ?
ヒント
男性は、スカートが嫌い?
NO
スカートの中が見えそうだった?
NO
女性は、男性のためにスカートを履いてきた?
NO
パンツが嫌になった?
NO
スカートの方が、女性にとって良かった?
YES
女性と男性は、顔見知り?
YES
天気が関係ある?
YES
A,
女性と男性は、同じ職場で働いている。
女性は、動きやすいと理由から、
普段からパンツを履いていた。
しかし、雨の日は裾が濡れるため、
スカートを履くようにしていた。
それを見た男性は、
傘を持ってこなかったことを思い出し、
困った顔をしながら、空を仰いだ。
推理小説
推理小説を読んでいる男性。
その小説は、500ページ以上あるが、
男性は、数十ページ読んだだけで、犯人が分かったらしい。
それは、なぜ?
ヒント
男性の年齢は関係ある?
NO
男性が特別だったから?
NO
内容のトリックは関係ある?
NO
男性は、その小説を前に読んだことがある?
NO
小説を読んでいた場所は関係ある?
NO
その小説は、長編?
NO
A,
男性が読んでいた小説は、短編集だった。
その中の一話の犯人が分かったということ。
「ここがトイレ」
公園の砂場を指差して、「ここがトイレ」という男性。
それは、なぜ?
ヒント
男性は人間?
YES
男性は正気?
YES
男性にとって、砂場はトイレ?
NO
男性は、トイレに行きたがっている?
NO
砂場というのが重要?
NO
男性は、ホームレス?
NO
A,
男性は、昔住んでいた場所を訪ねた。
しかし、その場所は公園になっていた。
男性は、懐かしむように、
ここが玄関。
ここがベランダ。
ここがトイレ。
と指差して呟いた。
豪雨と雷
男子生徒が学校で怒られた。
その日の天気は、豪雨で雷も凄かった。
男子生徒が怒られたのはなぜ?
ヒント
雷が原因?
YES
それは、授業中?
YES
男子生徒は、外にいた?
NO
怒ったのは、先生?
YES
男子生徒が悪い?
YES
男子生徒だけが怒られた?
YES
学校が停電した?
YES
男子生徒は、何か持っていた?
YES
A,
男子生徒は、授業中にスマホでゲームをしていた。
その時、雷が落ち、学校が停電に。
真っ暗になった教室の中で、
男子生徒のスマホの明かりだけが灯り、先生に怒られた。
故障している車
車の側で立ち尽くす男性。
その車が故障していることを知ると、
自らドアを開けて、車に乗った。
それは、なぜ?
ヒント
車は、一台?
YES
故障しているのは、エンジン?
NO
天気は関係ある?
NO
その車は、男性のもの?
NO
その車は、タクシー?
YES
男性は、始めからタクシーに乗るつもりだった?
YES
A,
男性は、タクシーを拾ったがドアが開かない。
しばらくして、タクシーの運転手が、
「タクシー用自動ドアが故障している」と告げた。
男性は、自らドアを開けてタクシーに乗った。
どしゃ降りで・・・
どしゃ降りの中、自宅へ帰った男性。
全身、ずぶ濡れになっている男性を見て、妻は怒った。
それは、なぜ?
ヒント
男性は、傘を持っていた?
NO
妻は、男性が帰っていきたことに怒った?
NO
男性は、生きている?
YES
妻は、男性の体を心配した?
YES
男性は、歩いて帰った?
NO
全身、ずぶ濡れというのは重要?
YES
A,
男性は、どしゃ降りの中をバイクで自宅へと帰った。
バイクに乗るなら、ヘルメットを被っているはずなのに、
髪もずぶ濡れになっていた。
それを見た妻が、ノーヘルで帰ってきたのに気付き、
妻は、男性の安全を心配して怒った。
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固定観念を打ち破る!「右脳クイズ」水平思考推理ゲームの問題作成と面白くする3つのコツ
水平思考クイズ(ラテラルシンキング・クイズ)は、論理的な思考(垂直思考)ではなく、一見関係のない情報や視点を柔軟に取り入れて答えを導き出す「右脳」的なひらめきが鍵となる推理ゲームです。有名事例の「ウミガメのスープ」のように、提示された情報が意図的に不足しており、「はい」か「いいえ」で答える質問を繰り返しながら、固定観念の罠を破っていく知的格闘技のような面白さがあります。この記事では、あなたの企画で「ああ、そこまで考えてなかった!」と、参加者を驚かせる「良問」を作成・出題するための3つのコツを解説します。
なぜ水平思考が必要?「思考の固定」を生むメカニズム
良質な水平思考クイズは、解答者が持つ「一般的すぎる思い込み」や「常識」を、あえて打ち破ることを目的としています。この「思考の固定」こそが、クイズ作成のヒントとなります。
- 文法的なミスリード:
- 問題文で使われる「車」「人」「建物」などの言葉に対し、「その車が動いているものか?」、「その人が生きているのか?」など、その言葉の「存在状態」まで深く考えさせないような設計をする。
- 因果関係の欠落:
- 原因と結果が提示されるが、その間に何らかの極端な情報が抜けており、一般的な常識では結びつかない。その失われた極端な情報を見つけさせる。(例:なぜ人が死んだか?)
- 情報選択の制限:
- 答えは問題文にあるが、重要なのは提示された単語そのものではなく、「音」「見た目」「スペル」など、その**単語の非言語的な情報**である、という設計にする。
固定観念の罠をどれだけ巧妙に仕掛けるかが、良問作成の基本となります。
唸らせる「良問」を作成!水平思考クイズ問題作成の3つのコツ
「それはズルい」と感じさせず、「なるほど!」と感心させるための、具体的な問題作成・出題テクニックを3つ紹介します。
コツ1:問題文には「人の感情」を必ず含ませる
問題文で誰かの「絶望」「喜び」「驚き」などの感情を表す言葉を必ず入れることで、解答者は**その感情に至った「理由」**を探るようになります。感情は常に論理を上回る行動(自殺、極度の怒りなど)のきっかけとなるため、話が単調になるのを防ぎます。
- 例:「なぜ男は**笑った**後に、部屋を出たのか?」(例:エレベーターで変な場所を押したことを笑う)
- 例:「なぜ彼女は、目の前の**鏡を見て驚いた**のか?」(例:鏡は鏡でも、拡大鏡などの特殊なもの)
解答者が質問を続ける際も「感情に関わる情報」を聞き出しやすくなり、推理を促します。
コツ2:最初の数個のヒントで「思考を一つの方向に集中」させる
良問は、最初に出すヒントが「実は**答えとは無関係**なミスリード」となっている場合が多いです。クイズとして成立させるには、そのミスリードの方向性を意図的に一つに絞らせます。
- **ミスリード例:**問題文が「列車が止まった理由」であれば、最初に「外部的な原因か?」や「機械の故障か?」など、答えとは無関係な列車事故や機械トラブルにばかり思考を集中させるように誘導します。
- **真実の例:**(答えが列車の車輪に関係ない)別の出来事の反射光であった、など、極端に抽象的な真実を用意しておきます。
最初は一般的な常識から脱却できなくても、ヒントを出す中で参加者が自力で**「別の可能性はないか?」**と、多角的な視野を広げるプロセスを体験させることが目的です。
コツ3:「言葉の定義そのもの」を問うヒントを大切にする
クイズが最終盤に至っても解けない時、解答者自身が「質問の前提」を疑うよう、**質問に使われている言葉そのものの「定義」や「実体」を揺さぶる**ように誘導することが究極のテクニックです。
- 解答者の質問:「車は**公道**を走れますか?」
- 出題者の誘導ヒント:「その**車は乗用車**でできていますか?」(答えは車の『おもちゃ』であったり、『ミニ四駆』であったり、あるいは**車輪がない物体**であったりします)
「実はそうではなかった」という、質問に使われている単語そのものの**裏切り**が、水平思考クイズの最高に面白い瞬間となります。


