小学生でもわかる!?簡単な回文の作り方・作成講座(例あり)

回文

スポンサーリンク


上から読んでも、下から読んでも、
左から読んでも、右から読んでも、
同じ文章になっている回文。

作るのは難しそうと思っても、コツを掴めば、意外と簡単に作れちゃったりする♪

基本的なコツや法則を知って、
さっそく、作ってみよう♪

回文の決まり事

回文を完成させるためには、
“回文の決まり事”を満たしている必要があるよ。
1,
上下、左右から読んでも同文

2,
清音(”や゜が付いていない)
濁音(「゛」や「゜」が付いている)
拗音(例:きゃ、じゃ、ぼぉ)
これらは、同じ読みにする

3,

同韻律(例:「え」と「へ」、「お」と「を」、「わ」と「は」)
これらは、どちらを使用してもいい

4,

音引(-)
拗音(っ)
これらは、省くことはできない

5,

音引(-)と伸ばす音は、併用できる
(例:「ロード(ろーど)」と「道路(どーろ)」)

6,

旧仮名遣い(例:現代仮名遣いの今日<きょう>と旧仮名遣いの<けふ>)
これらは、原則禁止
俳句や短歌であれば、使用してもいい

7,

「じ・ぢ。ず・づ」などは、併用してもいい

回文の作り方

回文を作るステップがある。
これを順番にやっていくのが基本だよ。

1,
初めに、好きな言葉を決める。
例:イカ

2,
選んだ言葉をひっくり返す。
イカ→カイ

3,
間に言葉を足していく。
イカ”と”カイ(いかとかい)
イカ”食べた”カイ(いかたべたかい)

はい、これで回文が完成♪

この3ステップが回文の基準となるよ♪

スポンサーリンク

回文を作る時のコツ

作り方は簡単だけど、奥が深い回文。
長くて面白い回文を作るには、ちょっとしたコツがあるよ♪

一つは、助詞。

言葉と言葉をつなげるのは、助詞の役目。
「が・の・を・に・へ・と・より・から・で・や」
などが「助詞」。

例えば、
「イカ、カイ」
だと、
イカのカイ
イカとカイ
イカやカイ
で、回文ができる。

もう一つが、足す。

「イカ」というのが最初にあった場合、
そこから、「文字や言葉を足して文章にしていく

例えば、
「いか」に「が」を足すと、「がいか(外貨)」
他にも、
こ”いか”つ(恋活)というように、間に入れるのもできる。

そこから、助詞を足したりもできる。

さらに、
あまり長い言葉だったりすると、
広げるのが難しくなるため、
最初に選ぶ言葉は、「短い言葉」がいい。

そして、
文章であまり使われない文字(「ぬ」、「む」、など)だと、
当然、言葉や文章も限られてくるため、
日本語の文章でよく使われる文字を使ったほうが作りやすい。

さらにさらに、回文になっていればいいから、
名詞でも動詞でも、何でもいいということ。

名詞(物の名前、など)ばかり思い浮かんでくるけれど、
回文を作るには、全ての言葉から選ぶというのがコツ。

どうしても、
最初の言葉を、回文の初めにしたいとおもうかもしれない、
けれど、最初の言葉も結果、回文になっていれば、途中になってもいい

例:仲いいモデルでもいいかな(最初の言葉はモデル)

夜鳴くなよ柴犬、居場所なくなるよ(最初の言葉は柴犬)
頭を柔らかくして、自由な発想で考えると面白いのができそうだね♪

回文の作り方、まとめ

回文の基本的な作り方は、
1、初めに好きな言葉を決める
2、選んだ言葉をひっくり返す
3、間に言葉を足していく

回文を作る際のコツは、
・言葉と言葉をつなぐ助詞を上手く使う
・言葉の前や後ろに足して文章にしていく
・最初に選ぶ言葉は、短い言葉がいい
・日本語の文章で、よく使われる文字を使う
・名詞だけに捕らわれず、全ての言葉から選ぶ
・最初に選んだ言葉も、回文になっていれば、途中になってもいい

これらのコツも駆使して、
あなただけの回文を作ってみよう♪

↓回文を楽しむ♪

面白い!回文クイズ問題集(短いの編)100選!

おもしろ!回文クイズ問題集(長いの編)


スポンサーリンク

関連記事

「たけやぶやけた!」前から読んでも後ろから読んでも同じ!小学生でも簡単にわかる回文(かいぶん)のコツ

言葉を後ろから読んでも前から読んでも、全く同じ文になる「回文」は、昔から楽しまれている知的な言葉遊びです。有名なたとえば「たけやぶやけた」や「しんぶんし」などは、子どもたちの「ひらめき」と「発想力」を刺激する最高のトレーニングになります。難しそうなイメージがあるかもしれませんが、回文作りにはシンプルな「ルール」と「作り方のコツ」があります。この記事では、小学生の子どもたちがすぐに真似して自分だけの面白い回文を作れるようになる、3つの具体的な創作のコツを、わかりやすく解説します。

なぜ回文が成立する?「真ん中」のルールを知る

回文を理解し、創作するためには、文の中心にある「軸(じく)」の存在を知ることが最も重要です。以下のどちらのルールで構成されているかを確認します。

  1. 軸のない奇数文字ルール(作りやすい):
    • 文全体の文字数が「奇数」の場合、必ず文の真ん中の「一文字」が、中心(軸)となって両側から支えます。例:「いすくい」→真ん中の「す」が軸。
  2. 軸が重複する偶数文字ルール(難しい):
    • 文全体の文字数が「偶数」の場合、真ん中の「二文字」が、互いに鏡合わせのように向かい合う形で軸となります。例:「あそぼうか」(あ・そ・ぼ・う・か)。厳密な回文としては、「しんぶんし」(し・ん・ぶ・ん・し)。真ん中が軸となりません。偶数文字での正確な回文作りは難しくなります。

※初級者・小学生には、**奇数文字の「真ん中の文字を固定する」ルール**を主に使うことを推奨します。

自分だけの回文を作ろう!簡単にできる創作の3つのコツ

いざ回文を作る時、何から手をつけて良いか迷ってしまうかもしれません。簡単に面白い回文を作る具体的な手順を3つ紹介します。

コツ1:「中心(軸)の言葉」から回文作りをスタートする

回文をスムーズに作り出す最も簡単な方法は、中心となる文字(奇数文字の場合)や言葉から決めてしまうことです。軸の言葉から両端へ広げていく形で考えます。

  • 【軸の単語】:
    • 例:「ま」「か」「し」などの簡単なひらがなを軸に設定する。
    • 例:「ま」を軸にした回文 → (?・?・?)ま(?・?・?)と両側が空く。
    • 例:その横を埋める→ **た**(?・?)**ま**(?・?)**た**…→**たけ**(?)**ま**(?)**けた**。

特に、名詞ではなく「助詞(て、に、を、は)」や「形容詞(~い)」を真ん中に置くと、前後を自由につなげやすくなります。

コツ2:最初の数文字を決め、「逆の言葉」を探しに行く

初級者がすぐに面白い回文を作るには、まず**意味のある言葉**を最初(前半)に作り、それを鏡のように反転させた後、**言葉として成立するように間の文字**を探す手順です。

  • 最初の言葉(半分)を設定:例:「いろ」を先頭にする。
  • 反転させて、言葉を探す:「ろ」と「い」で終わる、その間の言葉を探す(?)
    • **いろ** (た) **わろ**い →(色がわるい…)
    • **いろ**(ま)**がろ**い…
    • **いろ**(に)**にろ**い… → **いろいにいろい**(色が濃い、という意味の創作)。

最初の数文字を先に決めてしまうと、「〇〇しあわ**せ**い**あ**わし**〇〇」のように、どうしても不自然な表現を間に持ってくる必要があるため、**言葉の意味を一旦忘れ、「音」の形を埋めていくゲーム**として楽しむのがコツです。

コツ3:「濁音」や「長音」は別の文字に変換する

小学生が作った回文が失敗する原因の一つが、「が」「ぱ」「きゅう」といった、**清音と形が違う文字**を反転させようとしてしまうことです。ルールをわかりやすくするために、以下の変換を使いましょう。

  • 濁音(が、ぜ、どなど):すべて清音の「か、せ、となど」に直してOK。
  • 長音(ー:ラーメンの「ー」):代わりに同じ仮名をもう一回入れる(例:ラー→らあ)。

完璧な回文だけでなく、「音が似ているからOK!」という柔軟なルール(ゆるいルール)を取り入れることで、回文作りが難しいと感じず、遊びとして楽しんでくれるようになります。これらのコツで、創作の喜びを体験させましょう。

タイトルとURLをコピーしました