簡単な覚え方辞典!!小学生でも分かる慣用句クイズ100選!!(例文付き)

慣用句

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慣用句の意味とは、
2語以上の単語を組み合わせて、違う意味になるもののことだよ♪
きっと、会話や文章で聞いたことがあると思う。

例として、

「目を光らせる」

「肌で感じる」

「眉をひそめる」

など、体の一部を用いたもの。

他にも、身近な動物やモノを用いたのも有名。

「猫の手も借りたい」

「咬ませ犬」

「財布の紐が固い」

「鯖を読む」

んー、上手いこと言うなぁ~って感心するね♪

意味を履き違えて覚えていたり、
意外と知っているようで知らないのも多いかも?

ここで、ふと疑問に思うのが、
慣用句とことわざの違いは、何だろう?っていうこと。

慣用句は、
2語以上の単語の組み合わせで、会話や文章の中で用いられるもの。

ことわざは、
古くから言い伝えられて、教訓や風刺の意味を含んだ言葉。

つまり、ことわざは単体で成立するってこと。

会話や文章内で使うのが、慣用句。
単体で成立して、納得できるのがことわざ。ってことだね♪

慣用句の簡単な覚え方は、
会話や文章内で積極的に使ってみること。

元々、会話や文章で使うものであって、
流れの中で使うと、しっくり来ると思う。

その、「しっくり来た」
という感覚が(覚える)ということと結びつくんだね♪

早速、クイズとして、
穴埋めをしながら、どういう会話・文章で使えるかを考えながら、
いろんな慣用句を覚えていこう♪

Q,1~Q,100を答えられたら、君も慣用句マスターだ!!

Q,1

○がこもる

その人の気持ちや真心が感じられること。

A,心がこもる(こころがこもる)

心のこもったプレゼントなら、何であっても嬉しい。など

Q,2

馬が○う

相手と気が合うこと。

A,馬が合う(うまがあう)

年が離れ過ぎていても、馬が合う。など、

Q,3

大○に見る

多少の失敗も、寛大な気持ちで流すこと。

A,大目に見る(おおめにみる)

(しゃーねーなー)と少しの失敗も大目に見る。など

Q,4

○が抜ける

怖かったり、驚いたりして立っていられなくなること。

A,腰が抜ける(こしがぬける)

お化けかと思ったら、妻だったから腰が抜けた。など

Q,5

○の手が上がる

攻撃などの行動を始めること。

A,火の手が上がる(ひのてがあがる)

攻撃の火の手があがったというニュースを見て戦慄した。など

Q,6

耳が○い

噂などを早く聞きつけること。

A,耳が早い(みみがはやい)

井戸端会議のオバサン達は、耳が早い。など

Q,7

○を三角にする

怒って、怖い目つきになること。

A,目を三角にする(めをさんかくにする)

先生が目を三角にして怒っていた。など

Q,8

目に○れる

自然と目にすること。

A,目に触れる(めにふれる)

目に触れる機会があって、光栄です。など

Q,9

○みが深い

先のことも見通せていること。

A,読みが深い(よみがふかい)

彼は読みが深くて、こうなることが分かっていた。など

Q,10

メスを○れる

思い切った手段をとること。

A,メスを入れる(めすをいれる)

会社を立て直すために、各部署にメスを入れる。など

Q,11

袖を○かつ

親交のあった人と関係を断つこと。

A,袖を分かつ(そでをわかつ)

ずっと一緒だった友人と、喧嘩をして袖を分かつ。など

Q,12

○に巻く

話をはぐらかして、相手の判断を鈍らせること。

A,煙に巻く(けむにまく)

巧みな話術でもって、煙に巻かれた。など

Q,13

顔が○く

名が知れ渡っていて、便宜を図ってもらえること。

A,顔が利く(かおがきく)

その界隈では、顔が利くため有利に進む。など

Q,14

○の寝床

間口が狭くて、奥行きの深い建物や場所のこと。

A,鰻の寝床(うなぎのねどこ)

鰻の寝床のように、細長い店内の奥へと進む。など

Q,15

○の踏み場もない

歩けないほどに、散らかっていること。

A,足の踏み場もない(あしのふみばもない)

ゴミ箱を倒してしまって散らかり、足の踏み場もない。など

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Q,16

油を○る

無駄をして、怠けること。

A,油を売る(あぶらをうる)

油を売っていたから、仕事が進んでいない。など

Q,17

顎を○でる

満足して、得意げなこと。

A,顎を撫でる(あごをなでる)

優勝した彼は、顎を撫でながら微笑んでいた。など

Q,18

顔を○らせる

心配をしていたり、悲しんでいること。

A,顔を曇らせる(かおをくもらせる)

突然の訃報に、顔を曇らせた。など

Q,19

鯖を○む

自分に都合を合わせて、ごまかすこと。

A,鯖を読む(さばをよむ)

彼女は、年齢の鯖を読んでいるが、それより若く見える。など

Q,20

○度目の正直

一度や二度では駄目でも、三度目は上手くいくだろうということ。

A,三度目の正直(さんどめのしょうじき)

二度浪人したが、三度目の正直で受かった。など

Q,21

底が○い

物事の内容に深みがない。

A,底が浅い(そこがあさい)

何日か付き合っただけで、底が浅いことが分かった。など

Q,22

橋を○す

仲を取り持つこと。

A,橋を渡す(はしをわたす)

対立していた両者の橋を渡して、上手くいった。など

Q,23

臍を○む

どうにもならないと後悔すること。

A,臍を噛む(ほぞをかむ)

手遅れだったと、臍を噛んだ。など

Q,24

○を躍らせる

期待でワクワク、ウキウキすること。、

A,胸を躍らせる(むねをおどらせる)

初めての海外旅行で胸を踊らせた。など

Q,25

○をひそめる

怪訝に思ったり、不愉快に思うこと。

A,眉をひそめる(まゆをひそめる)

悪口ばかりいう彼に、眉をひそめた。など

Q,26

○をかく

予想外の行動で相手を出し抜くこと。

A,裏をかく(うらをかく)

勝負に勝つには、裏をかく必要がある。など

Q,27

○を呑む

驚いたり、感動したりすること。

A,息を呑む(いきをのむ)

映画のクライマックスに息を呑んだ。など

Q,28

○い汁を吸う

誰かの働きで利益を得ること。

A,甘い汁を吸う(あまいしるをすう)

ズルをして、甘い汁を吸うことになれてしまう。など

Q,29

足を○ばす

予定より、遠くの場所へ行くこと。

A,足を延ばす(あしをのばす)

甘い物が食べたくなって、足を延ばしてドーナツを食べに行った。など

Q,30

○巻の終わり

物事が完結してしまって、すでに手遅れだということ。

A,一巻の終わり(いっかんのおわり)

彼がバラしてしまったら、もう一巻の終わりだ。など

Q,31

お○を奪う

その人が得意なことを、別の人がうまくやってしまうこと。

A,お株を奪う(おかぶをうばう)

勉教ができて得意げだったが、転校生がお株を奪っていってしまった。など

Q,32

間髪を○れず

間を置かずに、すぐにするということ。

A,間髪を入れず(かんはつをいれず)

帰った途端、間髪を入れずに結果を聞いてきた、など

Q,33

気に○る

不愉快になって、気分を害すること。

A,気に障る(きにさわる)

とにかく意見に反発する姿勢が気に障る。など

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Q,34

背筋が○くなる

背筋が冷えるほど、恐怖を覚えること。

A,背筋が寒くなる(せすじがさむくなる)

急にバイクが飛び出してきて、背筋が寒くなった。など

Q,35

○が冷める

夢中な状態が、元に戻ること。

A,熱が冷める(ねつがさめる)

燃える恋をしていたけれど、嘘のように熱が冷めた。など

Q,36

種を○く

物事の原因を作っていくこと。

A,種を蒔く(たねをまく)

未来の自分のために、必要なことの種を蒔く。など

Q,37

筆が○つ

文章が上手なこと。

A,筆が立つ(ふでがたつ)

彼は、筆が立つため書類を任せた。など

Q,38

目を○にする

注意深く物事を見ること。

A,目を皿にする(めをさらにする)

急な変化に、彼は目を更にして見ていた。など

Q,39

横槍を○れる

横から文句をいれること。

A,横槍を入れる(よこやりをいれる)

楽しい会話に横槍をいれて邪魔をしてきた。など

Q,40

大目玉を○らう

酷く叱られること。

A,大目玉を食らう(おおめだまをくらう)

取り返しのつかないことをして、大目玉を食らう。など

Q,41

縁起を○ぐ

ちょっとしたことを、良い兆候、悪い兆候と気にすること。

A,縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)

縁を担いで、トンカツを食べて勝とう。など

Q,42

お○くとまる

人を見下した態度をとること。

A,お高くとまる(おたかくとまる)

彼女は、お高くとまって敬遠されている。など

Q,43

○色をうかがう

相手の機嫌を気にすること。

A,顔色をうかがう(かおいろをうかがう)

怒りっぽい彼の顔色をうかがっていたら、疲れてしまった。など

Q,44

息が○い

長く続いていること。

A,息が長い(いきがながい)

息の長い活動をしていきたい。など

Q,45

一線を○す

はっきりと境を決めること。

A,一線を画す(いっせんをがす)

師匠とは、家族ぐるみの付き合いだが、一線を画している。など

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Q,46

脂が○る

調子が良く、意欲的なこと。

A,脂が乗る(あぶらがのる)

脂が乗ってきて、好成績が出ている。など

Q,47

合いの○を入れる

歌などで手拍子や掛け声をいれたり、話の間に言葉をはさむこと。

A,合いの手を入れる(あいのてをいれる)

彼は良い合いの手をいれるため、話しやすい。など

Q,48

一家を○す

学問や芸術などで、権威となること。

A,一家を成す(いっかをなす)

好きなことでも、一家を成すのは容易くない。など

Q,49

後を○く

尾を引いてしまうこと。

A,後を引く(あとをひく)

いまいち、踏ん切りのつかないため、後を引いてしまう。など

Q,50

青筋を○てる

ひどく、興奮すること。

A,青筋を立てる(あおすじをたてる)

昔のことを思い出して、青筋を立てて怒り出した。など

次のページに続くよ♪

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